我が家の犬は雷が鳴りだすと体を震わせながら怖がってしまいます
雷が鳴っている間はぴったりと体を寄せてくるので、可愛いけど家事の妨げになることもしばしば
我が家は「柴犬」を飼っていますが、よくよく考えたら他の犬種も同様に雷を怖がるのか？
怖がる理由は何なのか？怖がったままだとやばいのか？という疑問が浮かんだので調べてみました。
犬が雷を怖がる理由
野生時代の名残説
雷の強烈な閃光、耳をつんざく炸裂音、心臓に響く様な重低音は人間でもビビるように犬も「これはわが身に危険が及ぶのでは？」という認識をするようです。
野生時代の名残がまだＤＮＡに残っており、雷、大雨など自然現象から命を守るという生存本能が雷を怖がらせているようです
静電気を感じている説
雷とは静電気なので、静電気を感じ取り、不快感を抱いている可能性があるそうです。特に毛がフサフサした犬種に多いそうですよ
慣れない音や光に怖がっている説
個人的に一番推したい説です、人間も慣れていない物や現象には恐怖感を覚えるように・・・
普段の生活で聞いたこともない音や、強烈な閃光に驚くのでしょうね。
犬は聴覚が優れているので、人間が聞いているよりも強い音が響いている説もあります。
雷の時は飼い主にピッタリくっついて離れないのは、安心できる場所やご主人なら守ってくれるという信頼感ゆえの行動のようですよ～
雷が鳴っているときに起こす行動一覧
・飼い主にピッタリくっつく
・今いる場所から逃げる
・逃げようとドアや網戸を壊す
・吠える
・震える
・呼吸が荒くなる
・うろうろする
・狭いところに隠れようとする
・嘔吐などなど
室内で飼っている場合は「ドア」や「網戸」を壊されては困るので、雷が鳴っている時はゲージの中に入っていてもらうと良いですね。
無理やり入れるとかえって怖がらせるだけなので、落ち着くまでそばにいるという事も大事ですね
雷が怖くない犬種はいるのか？
とある国で5257頭を対象に調査を実施した結果は犬の約２３％が騒音を恐れたと報告されています。
人間にも雷が苦手な人、気にならない人がいるように犬も種類ではなく「気にする犬」「気にしない犬」に分かれるようですね。
調査では２割ほどが怖がっているようですので、犬全体で見ると怖がる犬の方が少ないことが分かりました。
怖がっている犬への接し方は？
「ブルブル」震えている犬を見ると抱き寄せようとしたり、スキンシップをしたくなってしまいますが、実は逆効果なのです。
飼い主が心配そうにしていたり普段と違う行動をとると、犬が飼い主の心境を感じ取り不安を更に募らせてしまいます。
ご主人が普段通りにしていれば、犬も少しずつ平常心を取り戻していってくれますよ～
雷に慣らせさせる方法
雷に慣らせるには「子犬の時期（１～３ヶ月頃）」の社会化期に様々な刺激に慣らせておくと良いと言われています。
社会化期に家の中で「他の犬、猫など他の動物」にも会わせずにいると、外の世界が怖い物ばかりになり犬見知りになることもあるようです。
「雷の音」も車の走行音や工事の音、電車や飛行機、車のクラクションなど、子犬の時期に慣れさせておき、「大きな音が聞こえても大丈夫」ということを教えてあげると雷にも動じないワンコを育てることができるので是非、挑戦してみてください！