アークテリクスを買おうと「オンラインショップ」や「正規販売店」を見に行っても「品切れ」が続いている今日この頃・・・
なぜ「アークテリクス」は品切れが続いているのか?買えるようになるのはいつ頃になるのか?について調べてみました
なぜアークテリクスは品薄状態なのか?
私がアークテリクスを着るようになったのは2018年あたりからですが、その頃は人気モデルでも少し待てば購入できる状況でした。
国内でアークテリクスを供給しているアメアスポーツジャパンによると
「1,2年の間に新規のお客さんが非常に増えている」そうです。2022年の国内販売額は過去最高を記録しているとか
「街着として購入するお客さん」が多くなっている
私自身はたまに山登りをする程度ですが、現在アークテリクスの主な購入者は「登山に興味が無い人たち」なのだそうです
以前は「メインとなる客層」は「金銭的に余裕があり本格的なアウトドアを趣味とする40、50代の男性」だったそうです
しかし、現在はメインの客層は20~30代の世代に代わっているそうです。そしてこの若い世代の人たちは「登山目的ではなく街着」として購入する方が多いそうです
若い世代がアークテリクスに関心を持つようになったきっかけとは?
数年前からアウトドアファッションが若い男性たちの間で爆発的に人気になり。
「パタゴニア」「モンベル」「ノース・フェイス」などを着た人を見ない日はないほどになりましたよね
特に「街着」としても人気を博した「ノースフェイス」は国内売上高が年間800億円規模にまで成長したそうです
被らないアウトドアファッションを探すようになる
ノースフェイスを着る人が増えすぎた反動で「ファッション」にこだわりのある人ほど「かぶりにくい」「新たなブランド」を探し始めるようになりました。
このタイミングでインフルエンサーたちがアークテリクスを取り上げた影響もあり「アークテリクスファン」が増えたといわれています
転売屋の暗躍
私も他の記事で書いたことがありますが「転売屋」による買い占めが現在の品切れ状態の最大の原因なのではないか?と考えています
特にアークテリクスの人気に目をつけた中国人転売屋の暗躍がにわかに噂されており、中国では現地代理店が高級ブランドとして売っていた事があるようで、アメアスポーツが中国で販売するようになってからも日本より5割以上高い定価で販売されてきたそうです・・・
中国人の富裕層はそれでも好んで購入しているようですが「円安が進んだ日本」なら現地の半値で買え、それを中国で売れば相当な転売益が得られるといわれています。
中国人転売屋の本気度
「毎日のように入荷状況を調べに来る」など直営店のスタッフは対応に苦慮しているそうです・・・
カナダのアークテリクス本社も転売問題は認識しており「中国」での定価を修正する方向で検討しているようですが、本格的な調整には時間を要する見通しのようです
コロナによる生産の減少
コロナによる増産の制約に加え、北米市場など各地域でも販売が伸びているため、日本への供給量を大幅に増やすわけにもいかないそうです
以前ヤフーニュースで同様の記事を読んだときに「国内販売を率いている方」の話では
「もっと商品がほしいとリクエストはしているが、決めるのはあくまでカナダの本社。われわれとしては、決められた供給量の中でやるべきことをやっていく」と話し「本来のアウトドア用途」でのファン層拡大を真っ先に挙げると語っています
引用記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/09d493c65027ad4a1f82381e12e88b461923ebf6?page=1
安定供給はコロナの終息とアークテリクス人気が収まるまで続く?
コロナによる生産数の減少は仕方ないとして「アークテリクス」の人気が続く限り「転売屋」のターゲットにされ続けることは確実でしょうね
個人的にはアウトドアウェアとしての「アークテリクス」の本来の使い方をする方に優先的に供給できるようになればよいのですが、なかなか難しそうです
個人的な予想ですが、アークテリクスの品切れ状態は2,3年ほどは続くのではないか?と思っています。
ARCTERYX LEAFの一般販売終了
アークテリクスは民間向け以外にも「法執行機関やミリタリーに特化した」ラインが存在します
アークテリクスのマニアなら知らない人はいない「アークテリクス リーフ」というラインですが
2023年の1月をもって「民間人」への販売を終了することが決定しました。
終了以降は「警察機関や軍に所属する人」のみがIDを提示することでのみ購入する事が出来るようになります。
やはり昨今のアークテリクス人気により「本来使うべき方々に届かないような状況」を作らないようにするための処置の様に思えます。
アークテリクスの中でもミリタリー向けに作られた特別仕様なので希少価値は高く、通常のアークテリクスよりも定価は高いですが欲しい人は喉から手がほど「物欲をそそられる」モデルでした
私も何着か購入しましたが・・・
私が以前記事にした「リーフ」製品はこちらから↓
ちょっと前に知人から雪山に登ろうという提案を受けたので・・・ 前から欲しいな~と思っていたけど高額すぎて購入を迷って…
まとめ
正規販売店やオンラインショップで買えないと言って「メルカリ」などで定価より高い金額で買う事はしたくありませんよね~
今は本当に人気の「アトムシリーズ」や「ベータLT」などは購入が厳しい状況です。
2023年の現在も品切れ状態はしばらく続きそうなので、今あるウェアで「状況が落ち着くまで」我慢しようと思います・・・