DIYを初めて色々欲しいものが変わってきた筆者ですが
今回は「レーザ彫刻機」を購入してみました。
1ヶ月ほど使って分かった利便性や欠点などを今回は紹介したいと思います
LaserPecker2の感想
LaserPecker2が彫刻できる素材は
・漆塗りの金属
・陽極酸化金属
・304ステンレス鋼
「竹材」「皮革」「食品」「紙」「布」「感光スタンプ」「プラスチック」「アクリル」「色ガラス」「ガラス張りの陶器」などに彫刻可能と説明では書かれてます
個人的には「鉄製品」への彫刻は性能の限界を感じました。
ステンレス製の包丁や「440Aのナイフ」には彫刻が出来たのですが、ステンレス製のタンブラーにはうまく彫れませんでした。
さらに「ZIPPO」にイニシャルを彫ろうとしたのですが、こちらも上手くいきませんでした。
ZIPPOのフレームはブラス(真鍮)なので「真鍮」にはLaserPecker2では彫れないようです・・・
「アルミ素材」は跡すら残らなかったので「LaserPecker2」で金属に彫刻を考えている人は購入は控えた方が良いと思います。
鉄製品に彫刻可能なモデル「LaserPecker3」が販売されているので金属彫刻をメインにしたい方はこちらがおすすめ!↓
上のレーザー彫刻機とは別にお金があれば欲しいと思ってるレーザー彫刻機^^;↓
MR.CARVE DAJA LASER M2
個人的な趣味で使う金属彫刻可能なレーザー彫刻機としては20万円台が限界ですね・・・
精密な彫刻が可能!!
ただ鉄以外の素材の物にはばっちり彫刻してくれます
出来上がったものを見た時は「ここまで精密に彫れるのか!」と驚きました。
表札を作ってみた
個人的にスマホケースに好きなブランドのロゴを彫ったりして遊んでいましたが、知人から表札を作る依頼を受けたのでレーザー彫刻で表札を作ってみる事にしました。
「木製の表札」を調べると「浮かし彫り」という文字が浮いている様に彫る方法が一般的に感じられましたが、レーザー彫刻で浮かし彫りを再現するのは今の自分の技術では難しそうだったので
「沈み彫り」風な感じになりました。
本番前に廃材で試作した物に着色した様子
なかなかいい感じになったのではないかと思います^^;
レーザー彫刻の欠点
とても便利で個人的に「一家に一台」でも良いと思うレーザー彫刻機ですが・・・・
木製の物などをレーザー彫刻するとどうしても「煙」の問題が出てきます。
想像以上にモクモク出るので換気が出来る環境じゃないと、部屋の中が「火事レベル」でとんでもないことになります
また「革製品」を彫刻した時も「皮が焼ける独特な臭い」が部屋に充満するので「換気」は重要です!
集塵機を購入
私はガレージで作業をしているのですが、それでも煙が気になったので「集塵機」を購入してみました。
なかなか煙を吸い込んでくれますし、マイクログラインダーを使った作業では粉塵対策や半田付けの煙も吸ってくれるのでかなり重宝しています。
まとめ
購入して1ヶ月ほどですが「買ってよかった!」と思える一台です!
色んな物に「彫刻」が出来るので、スマホケースや財布、コップなどに自分だけのデザインを彫刻して「世界に一つ」だけのオリジナルグッズが作れるのは魅力的です。
換気できる環境を整えるのが少し面倒ですが、それがクリアできればとても楽しいマシーンなので、このレビューが購入の切っ掛けになれば幸いです。