電気自動車が雷に当たるとどうなる? 何が壊れる?人は無事?


ガソリン車から電気自動車へシフトしようとしている世の中ですが

「電気自動車」が雷の直撃を受けたらどうなるんだろう?

という疑問がふと頭をよぎりました・・・

「自然災害」はどうにもならないので、実際に電気自動車の雷対策はどうなっているかを調べてみました

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電気自動車の雷対策

2021年現在では電気自動車の普及が進んでいない為か、雷に打たれて電気自動車が壊れたという報告例がなかなかありませんでした・・・

唯一当て嵌まった事例としては、あるメーカーの車の「充電中」に雷が近くに落ちた際に、エラーが表示されたようです。車の機能全てが死んだわけではなく、一部に不具合が発生したようです。

他にも調べていると、日産が初代リーフを開発中に保安防災実験の一つとして落雷実験をしていたようです
実験後の結果などは調べても出てこなかったのですが、発売に至っているということは「リーフ」に関しては雷が落ちても大丈夫?なのかもしれませんね。

またJAFが落雷実験を行った時はETCのアンテナやGPSアンテナの近くに人工雷を落としてテスト。
電子機器は全て作動させた状態で何十回と実験した結果「ETC」に影響が発生したようです。
落電の中を走った後にETCゲートを通る時には注意が必要と報告されています。しかし「ETC」以外に損傷を受けた「電子機器」は無かったとのことです。
ただETCなら「ガソリン車」でも普通に付いている場合が多いので、電気自動車に限っての不具合では無さそうですね。

これは私の妄想ですが、電気自動車の目的の一つ「自動運転」が「落雷」の影響で「不具合が発生した」と想像するとちょっと怖いですね。
さすがに各メーカーも細心の注意を払って開発されていると思うので、今後に注目したいですね。

ちなみに雷が鳴っているときは車に逃げれば安全とよく言われていますよね
これは「電気は一定の法則で流れる方向が決まっている」ため、金属のボディに電気を流すと、金属を伝って地面に落ちます。
この原理で車内にいる人は、車に雷が直撃したとしても安全と言われています。

運転中の落電で一番注意する事はドライバーがパニックになる事です。
パニックになり運転の操作を誤ると事故の原因になります、いきなり雷が車を直撃するとビックリしますが、落ち着いて車を安全な場所に停め、待機するのが良いとされています。

車に雷が直撃するとどうなる?

少し脱線しますが、車に雷が当たれば大抵は地面に電気が逃げていきますが、世界中を探すと雷の直撃で車が悲惨な事になった事例もあるようです。
この動画では運転中に雷が直撃して煙を吐いています。

こちらのニュース記事では「落雷が直撃」して2名が入院したそうです。
https://people.com/human-interest/lightning-strikes-florida-highway-sending-blacktop-chunk-flying-through-truck-windshield/

こんな事態になれば「ガソリン車」でも「電気自動車」でも関係なく危険です。

まとめ

実際に調べてみて「電気自動車」の雷による不具合の事例はほとんど見つかりませんでした。
実際に報告されていないだけで、起きている可能性もないとは言えませんが・・・

何十年後かには、いずれ世の中を走っている車は「電気自動車」ばかりかもしれませんが

「落雷で「自動運転」に不具合が発生し事故」みたいなニュースが無い事を祈るばかりです。

と素人が勝手に妄想した記事になります。