最近、ダイニチ製のファンヒーターがやたら「換気」サインを出すようになりました。
とうぜん換気を行うわけですが・・・数分後には再び「換気サイン」が点滅して強制的に消されてしまいます(´・ω・`)
今年は寒い日が多いので、ファンヒーターが点かないのは死活問題・・・
色々調べた結果「ファンヒーター」を分解して清掃することになりました。
今回はこの分解清掃が上手くいったので、同じ症状でお困りの方へ、直す方法を紹介したいと思います
追記:今年になってストーブを新調しました!修理したストーブは現在、知人に譲り自分は少し良いものを買ってしまいました。
新しく購入したストーブはこちら↓
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最初におことわりを
ファンヒーターの分解清掃は、最悪の場合「火災」の原因に繋がりかねないので、ちょっとでも不安がある方はメーカーへ修理依頼をして貰うか、相談してみて下さい。
もし記事を読むのが面倒だと思う方は動画を作成したのでこちらでご確認よろしくお願いします~
換気エラー「E13」
普通は換気をすればこのエラーは直るのですが、いつまで経っても直らない場合は「シリコーン」がフレームロッドに付着していることが原因です。
ちなみに、フレームロッドというのは「炎検知器」という部品で「バーナーと炎検知器」の間を流れる電流を測定して燃焼状態を監視しているそうです。このフレームロッドに「シリコーン」という電気絶縁性が高い物質が付着することで、安全装置が異常と判断して運転が強制的に停止するというわけです。というわけで、このフレームロッドに付いた「シリコーン」を落してやれば、換気エラーは解決するというわけですね(^^♪
フレームロッドについたシリコーンを除去!
今回の作業に使った道具は以下の5点
※灯油が手に付く可能性もあるのでゴム手袋の用意をオススメします。
前面カバーを外していきます。
下の方に2本のネジで固定されているので外します。
カバーを外したら赤く表示した部分(ネジ2本・ツメ2か所)を外していきます
金色の内部カバーを外したら「フレームロッド」の登場です。こいつを紙ヤスリでゴシゴシ白い部分が無くなるまで磨くわけです。
(写真は既に軽く磨いてしまったフレームロッドですが、開けた時は真っ白でした)
バーナーに削った粉が落ちないように自分はマスキングテープで保護してから紙やすりで研磨
最後は削って出た粉を掃除機で吸って終了です!
フレームロッドのシリコーン除去だけでは解決しない場合
フレームロッドのシリコーン除去で上手くいけば「換気」サインのエラーは無くなるでしょう。
しかし、これでも直らない場合は「気化器」のニードルを掃除する必要があります。
私はこちらも掃除してようやくエラーが無くなったので、こちらも同時に紹介していきますので
駄目だった方は、以下もご参照ください。
気化器の分解作業
ここからは結構メンドクサイ作業になるので、こうゆう作業が苦手な方はメーカーに修理依頼をする事をおすすめします。
では、こいつを外していく作業に入っていきましょう!
まず黄色く囲った部分を外していきます。
右側の黄色く囲った部分は「燃料供給パイプ」です。この2本はレンチを使って外します。
黄色く囲った部分を全て外したら、あとは引っこ抜くだけです。
引っこ抜いたら、さらに気化器を分解していきましょう。
※気化器に付いている配線は外している方もいますが、私は外さずに作業しました。
分解したらこの部品が取り出せたでしょうか?
この筒の中に「ニードル」が入っているので、この筒もさらに分解していきます。
ペンチを使ってフタを外します。
蓋を開けたら、中にバネなどが入っているので取り出していきます。
※もとに戻すときに忘れると大変なので、中の部品は取り出した順番通りに置いておきましょう。
全部取り出すとようやく「ニードル」とご対面です。
このニードルをツルツルになるまで磨いていきましょう。
※先端の細い部分は折れやすいのでここだけは触らないことをオススメします。
※今回は綺麗だったので軽く磨いて終了。
ニードルの不純物も磨き終えたら、元に戻して作業は終了になります。
私はこれで一応今のところ問題なく使用できています。
とりあえず作業を行って1週間が経過していますがエラーは一回も表示されなくなりました(^^♪
またシリコーンやニードルに不純物が点けば、同じエラーが出る事かと思いますが、私の場合は購入してから4年後に起きたので、とりあえずは当分の間はエラーに悩まさせる心配はないかな~と思います。