子供の病気かと思いきや、大人の発症率が増加傾向にある「手足口病」
「手足口病」に罹ると、激しいのどの痛みや、40度を超える高熱、熱が落ち着き始めてから出てくる発疹
手足の痛み、指先の皮がめくれる、爪も剥がれたりと辛い日々が続きます
大人になると、立場によっては会社を休めない人もいるかもしれませんが「手足口病」に感染した場合は、感染力が強い間は会社は休んだ方が良いです
今回はその理由と、出社のタイミングや予防法について解説していきたいと思います
手足口病に罹ったら会社は休むべき!
手足口病は非常に辛い病気なので、「数日は休む方」がほとんどだと思います
「手足口病」に大人が罹ると、まず「のどの痛み」「寒気」といった風邪のような症状が現れます。そのため「ただの風邪」と勘違いして、出社してしまう方もいます
以前私が勤めていた会社で「手足口病」に感染した上司が出社した結果、2人の同僚が感染する羽目になった事があります
その後、上司も同僚も重症化してしまい「高熱」や「のどの痛み」「手足の痛みや痒み」と闘っていたそうです
同僚2人は相当苦しんだようで、しばらく上司は2人から白い目で見られていたそうです
ちなみに、大人が子供より重症化しやすい理由は、大人は子供より免疫機構が出来ているため、ウイルスに対して激しい抵抗を行います
その抵抗によって「手足にできる発疹」「皮膚の炎症」や「関節の痛み」「倦怠感」が激しく襲ってくるというわけですね。
痛みによって「物をつかむこと」すら出来ない状態になる事もあるようです
「手足口病」に罹ったら体調が回復するまで、しっかりと休みましょう!
出社のタイミングは?
「手足口病」は発症してから5日~1週間程度で症状は治まりますが
ウイルス自体はまだ体内に残っており「唾液や鼻水」による「飛沫感染」のリスクは10日~2週間ほど残ります
また、ウイルスが完全に消えるには1カ月ほど掛かるので、周りには細心の注意を払う必要がありますね
5日~1週間ほどで体調が回復してきたら、そろそろ出社を考えても良い時期ですが「飛沫感染」のリスクを考えて必ず「マスク」は着用していきましょう
「直接感染」のリスクも十分あるので、ウイルスが体内にある期間中は、他人と同じものを共有しないように注意して、さらに「手洗い・うがい」を徹底しましょう!
効果的な予防法
発疹の痛みが激しい場合は、症状を和らげる薬が病院で処方してもらえますが
現在「手足口病」に有効な薬やワクチンは発見されていません・・・
病院も「症状を抑える」事が限界です
そのため、最も効果的な予防法は「ウイルスを体内に侵入させない」ことです!
日ごろから「手洗い・うがい」を徹底することと
「手足口病」の季節になってきたら、同じものを共有しない事に気を付けて生活していきましょう!
あなたの周りに「手足口病」に罹った方がいたら、なるべく近づかないようにして
家族が感染した場合は、マスクの着用やタオルや食器などは同じものを共有しないように注意して生活しましょう!
仕事の疲れやストレスによって「免疫力」が低下していると「感染」しやすくなるので、毎日規則正しい生活をして栄養と睡眠をしっかり摂ることが予防につながっていきます
まとめ
最近は大人の感染も目立つようになり、私の周りでも今年に入って3人ほど感染しています
2人は子供からうつされたようですが、1人は大人からの感染です
なかには感染しても発症しない方もいるようですが、発症したらしばらくは地獄のような日々が続いてしまいます・・・
まだまだ効果的な薬が無い現在、「手足口病」に感染しない為にも「手洗い・うがい」を最低でも徹底して行うようにしていきましょう!