岐阜県は、美しい自然と豊かな文化が調和する魅力的なエリアです。特に夏の夜に輝くホタルは、多くの人々を引きつける幻想的な光景です。今回は、そんな岐阜県でホタル観賞を楽しむための穴場スポット7選をご紹介します。
岐阜県で楽しむホタル観賞2024年のベストスポット
神洞ほたるの里公園
※時間帯は午後8時頃がピークです
美濃市の神洞にある「ほたるの里公園」では、毎年たくさんのゲンジボタルを見ることが出来ます。
一時期は「ホタル」が激減して「壊滅状態」だったこの場所ですが、「神洞ホタルを守る会」を結成し保護活動を行った結果
平成4年頃から「ホタル」が戻り、現在では再び「ホタル」の光の舞を見る事が出来るようになっています。
本巣市ほたる公園
・5月下旬~6月上旬
※時間帯は午後7時30分~午後9時30分までがオススメです
約1.5kmの整備された歩道を歩いてホタルの光を眺めながら「夜の散歩」を楽しんでみてはいかがでしょうか?
※「ぎふ・水と緑の環境百選審査会」で、特に自然の景観と環境保全に優れていると認められている場所でもあります
金生山明星輪寺(金生山姫螢観察会)
「金生山明星輪寺」では「ヒメボタル」という珍しい「ホタル」を見ることが出来ます。
「ヒメボタル」の特徴は「細かく点滅発光」するのが特徴。
おなじみの「ゲンジボタル」は尾を引くような発光をします。
「ヒメボタル」は大垣市指定天然記念物にも登録されています。
明星輪寺では「金生山姫螢」というイベント期間中のみホタルを見ることが出来ます。イベント期間外の夜間立ち入りは禁止されているので注意しましょう
観察会:6月1日・8日(22:00~雨天決行)
写真教室:5月29日・6月5日
※観察会(撮影はできません)2日(環境保護協力金として1人:100円)(撮影希望者は2000円)
※写真教室・撮影会が2日(15名限定の事前申込制)
※写真教室・撮影会は事前申し込みかつ抽選が行われます(各回15名限定)
寺尾地区(水温の違いによって長い間「ホタル鑑賞」が出来る珍しいエリア)
(時間帯:午後8時~午後9時頃)
寺尾地区を流れる川は「本流」と「支流」で水温の差があり段階的にホタルが成長する為、観賞期間は約1ヶ月と長期間です
6月下旬頃は「喫茶花ノ木」というお店の周辺でよく「ホタル」を見ることが出来ます。
7月からは「ホタル公園」あたりで見ることが出来ます。
※ピークは7月上旬です
ホタルと水温の関係について
ホタルの生息環境には以下のような条件が必要とされており、その中で水温も重要な役割を果たしています
適切な水温:幼虫は水温が20℃前後の環境を好みます。水温が低すぎたり高すぎすると成長に悪影響を及ぼし、最終的に成虫が飛び交う数が減少します。
水質の影響:水質も生息に大きな影響を与えます。清浄な環境が必要であり、汚れた水では生息しにくくなります。水温が適切でも、水質が悪ければホタルは減少します。
気候変動:近年の気候変動は水温にも影響を与えており生息状況に影響を及ぼしていることが報告されています。温暖化による水温の上昇や急激な気温変動は、ホタルの繁殖や成長に影響を与えます。
菅田川
(時間帯:午後8時頃~午後10時頃)
菅田桐洞~金山の流域2kmで「ホタル」を鑑賞することが出来ます。
ちなみに菅田川沿いの遊歩道は「ホタルロード」と呼ばれ6月初旬からはライトアップが行われています。
この「ライトアップ」は「ホタル」の光に合わせて、ちょっと薄暗い「ほのかな光」になっているのが特徴です
山県市岩佐(エゴ川)
時間帯:20:00~22:00頃
去年行ったときは、すごい数の「ホタル」を見ることが出来ました
車を停める場所が少ないので限られた狭いスペースに駐車することになります
ホタル観賞以外の車も通過するので邪魔にならないように鑑賞する際は気を付けましょう!
山県市伊佐美:さくら公園沿いの水路
時間帯:20:00~22:00時頃
水路の両側が桜並木になっており、春はお花見も楽しめるスポットでもあります♪こちらは「さくら公園」の駐車場が使えるので、駐車場所に困ることはありません
ホタルを撮影する方法
こちらの記事でホタルを撮影する方法を掲載しているので、気になる方はこちらもどうぞ(^^♪
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