ツーリングを予定していても雨で延期や中止になったり、ツーリング中に降られて足止めを食らったりと憂鬱になる季節
という方がたくさんいらっしゃると思います。
今回はそんな「梅雨」の時期でもバイクに乗る為の「対策」や「お役立ちアイテム」を紹介していきます。
雨の日のツーリング対策
ヘルメットは「フルフェイス」がおすすめ!!
「ジェット」
「半ヘル」
「システム」などヘルメットにも色んな種類がありますが。
「ジェット」や「半ヘル」ではカッパを着ていても、ちょっとした隙間から雨が入ってきてしまいます。
「フルフェイス」なら隙間が少ない為、多少の雨なら濡れることなく走行することが出来ます。
「シールドの曇り」には注意!
「シールドの曇り止め」対策をしていないと
ヘルメット内の温度と外気温の差が大きくなり、息をするだけでシールドが曇ってしまいます。
走行中にシールドが曇って危ない目にあった方は少なからずいると思います。
「曇り止め対策」をしていないと、シールドを上げて走るしかないですが
そうすると、雨が顔に当たって痛いし、顔がずぶ濡れになってしまいますよね・・・
「バイクショップ」や「ホームセンター」に行くと「曇り止め」の商品が売っています。
値段もそんなに高い物じゃないので
いざという時の為に一つ買っておくのがおススメです。
曇り止め対策の知る人ぞ知る裏ワザ
「食器用洗剤(いわゆる中性洗剤です)」が「曇り止め」に有効なのはご存知でしょうか
シールドを外して「洗剤」で洗うと、結構「曇り止め」の効果を実感できます。
私も「曇り止め」が家にないときは「食器用洗剤」で代用していました
どうしようもない「豪雨」の時は諦めよう!
せっかく何日も前から計画していたのに、当日雨になってしまい。
さらにバケツをひっくり返したような「豪雨」
さすがにこんな日は「中止」にしましょう!
たま~に「どしゃ降り」でも頑張って走っておられるライダーの方がいらっしゃいますが。
対向車からの水しぶきや雨による体温の低下で、風邪をひいたりと良いことないし、それよりも命の危険があるので私はこうゆう日はさすがに乗りません。
アプリで雨雲をチェック
最近のスマホアプリには、GPSでピンポイントでで雨雲の状況を知ることが出来たり
有料で数十分後の雨雲の動きを知ることもできるアプリも配信されているので、こうゆう便利なアプリを使えば事前に対策が打てますね。
私も「アメミル」というアプリを使っていますが、かなり重宝しています。
雨の日の役立ちアイテム
レインウェアや防水ブーツはバイク用を買おう
ちょっと近所のコンビニに行くときなどは、普通の雨カッパでもいいかもしれませんが
長距離走行時は普通の雨カッパだと、途中からムレムレ状態で防水性も高くないので、かなり悲惨な事になります。
やはり雨天の走行は「バイク用」に設計された「レインウェア」が一番です。
バイク用のレインウェアは高機能な分、値段は高いかもしれませんが、普通の雨カッパよりもはるかに快適です。
走行風で「バタバタ」しないように「アジャスター」が装備されていたり
首の部分から雨が侵入しないような工夫がされていたりします。
さらにムレ防止のために内部がメッシュになっていたりと、これ一枚有るのと無いとでは「雨」の日の走行はかなり違ってきます。
靴選びも重要で、雨の日に普通の靴で走ってると簡単に濡れてしまい、靴下が濡れたままの走行はかなり気が滅入りますね~
「ネットショッピング」や「バイクショップ」に行くと「防水ブーツ」なる商品がたくさんありますが、やはりバイク用は値段もそこそこします。
ネットで「防水ブーツ バイク」などと調べるとすぐにヒットするので、一度調べてみるのもいいかと思います。
しかし、靴選びは実際に「現物」を見て自分に合った靴を選ぶのが一番なので、近くに「バイクショップ」がある方は一度見に行かれてはいかかでしょうか?
ブーツカバー
さらに「ブーツカバー」という靴の上から履くことが出来る商品もあり、これがあれば普通の靴を履いていてもこれさえ履けば濡れる事は避けることが出来ます。
これは私も一つ持ってますが、雨が降りそうなときは必ず持っていくことにしてます。
フッ素コーティングスプレー
やはり使い慣れた靴をどんな日でも使いたい!
という方の為に「フッ素コーティングスプレー」というアイテムがあります!
これは普通の靴に「スプレー」を吹きかける事により、普通の靴でも防水することが出来るという代物です。
ただし、あまりにも強い雨の場合はあまり効果はないので、注意です。
あと、値段がかなり高いので、私としては「防水ブーツ」を買った方がオススメですね。
スマホフォルダーも防水用に
カーナビ代わりに、スマホをバイクに装着している方は「雨が降ると」かなり焦るはず。
そうゆうときに備えて「防水用のスマホフォルダー」も販売されているので、一度チェックされてみてはいかかでしょうか?
タオルは2枚くらいは入れておこう!
いくら防水対策をしていても「濡れる時は濡れる」
ということで、そうなったときの為に「タオル」を数枚用意しておくのも良いかと思いますよ。
さらに濡れた車体をふくために「ウエス」などを持っていくのもいいですね。
ツーリング後 雨水によるサビに要注意!!
雨に濡れたバイクを拭かずにおくと当然金属部分がサビます。
走り終わったら、すぐに車体に着いた水分を取り除きましょう。ただしエンジン部分やエキパイなどは高温になっているので火傷には十分注意してください。
あと「梅雨」の季節は結露が起きやすい季節なので、ガソリンタンクはなるべく「満タン」にしておきましょう。
「車庫」など室内保管が出来る環境なら、結露や雨に濡れる心配は少ないですが
どうしても室内保管できない場合は「バイクカバー」をするようにしましょう。
今回紹介した「対策」や「役立アイテム」が「梅雨」の走行の役に立てれば幸いです。