春の高山祭2023 今年は開催する? 伝統の屋台やからくり奉納など見所を紹介!

「高山祭」の季節がやってきました

江戸時代から受け継がれる伝統あるお祭りを見るため、毎年十数万人の来場者が訪れるそうです

高山祭は春と秋の2回行われるお祭りですが、今回は「春」の高山祭について日程や見所などを中心に紹介していきます

今年が初めてという方は、是非参考に!

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高山祭とは?

知らない人へ簡単に説明すると
「春の高山祭」とは岐阜県高山市の「日枝神社」の例祭(定例の祭)のことです。

日本三大曳山祭りの一つでもあり、毎年大勢の観光客でにぎわいます。
「曳山祭」とは山車を引くお祭りです(高山祭では「山車」ではなく「屋台」と呼ばれています)

「春」は(山王祭)4月14日~15日開催
「秋」は(八幡祭)10月9日~10日開催
「高山祭」とは「春」と「秋」の2つの祭りの総称になります

「春の高山祭」では「神輿」「獅子舞」「闘鶏楽」などが数百名の行列をなして街を巡る光景は一度見ておいて損はないです。

ちなみに「闘鶏楽」というのは、文字だけ見ると「鶏」が闘うのを楽しむのかな?と思いそうですが。
鳳凰や鶏などが描かれた衣装を着て、鉦太鼓を打ち鳴らしながら祭行事に供奉することです。

2019年の春の高山祭の開催日は
4月14日(金)~4月15日(土)の開催となっています。
開催時間は「終日開催」

高山祭の見所

御巡幸

14日~15日にかけて行われる
御巡幸(ごじゅんこう)が見所の一つです
「神輿」や「獅子舞」「闘鶏楽」など数百名の行列が街を巡ります。

行列の出発
14日の午後1時「日枝神社」を出発し町内を巡る
午後4時「御旅所」に到着
15日の12時30分まで一泊(「御旅所」というのは、神社のお祭りで神様が休憩したり泊まる場所の事です)
15日の午後12時30分に出発、再び街を巡り午後4時に「日枝神社」に到着

2017年3月30日時点では「順路はまだ出来上がっていませんでした」

屋台曳き揃え

屋台曳き揃えは12台の屋台(他県などでは山車)が文字通り、曳かれて街を移動します。
飛騨の匠の手によって煌びやかに装飾された「屋台」は、写真でみるより実際に生で見ると大きさと豪華さで感動を覚えるレベルです。

14日
午後9時30分~午後4時頃まで「旅所前広場(高山陣屋前)」での曳揃えと
午後9時30分~午後4時頃まで「神明町通り」で曳揃えが行われます。

私の経験では「旅所前広場」の方が人が少なく多少はゆったりと見れると思います(あくまで私の経験の話です)

神明町通りでは「8台の屋台」が
旅所前広場では「4台の屋台」が曳かれます。

15日
午前9時30分から午後4時頃まで「旅所前広場(高山陣屋前)」
午前9時30分から午後4時頃まで「本町1丁目・2丁目」
午後9時30分から午後4時頃まで「さんまち通り」
の3か所で曳揃えが見れます。各3か所で4台ずつの屋台が曳かれます。

もし当日の天気が雨の場合は「屋台」の巡行はありません
しかし、午前中は雨でも午後から晴れてくれば巡行は行われます。

からくり奉納

「からくり奉納」とは3台の屋台の上に人形が立ち、その人形を紐で操るのですが

紐は屋台の下から操作しているので、我々観客には紐は見えず、人形が一人で勝手に動いているように見えるわけです。

ゆっくりと動いていると思いきや、いきなり素早い動きをしたりと人形を操っている方の技量に驚かされます。

14日
午前11時頃と午後2時30分頃に「御所前広場」で開催
15日
お旅所前にて、午前10時頃と午後2時頃に行われます。

私はこれが「高山祭」で最大の見所だと思います。

見物人の数も多いので、なるべく早く場所を確保しておくのがベストです。あとは双眼鏡か望遠レンズを持っていくといいかもしれません。

夜祭

お昼の「祭」とはまた違った風景を楽しめる「夜祭」ですが14日の夜しか見ることが出来ません・・・

この「夜祭」は12台の屋台が100個ほどの提灯を付けて街を巡行する姿は、幻想的でとても美しい光景なので必見です!

暗い夜に照らされる提灯の明かりと、その光に魅了されている人々の風景は幻想的ですよ~

伝統を受け継ぐ由緒あるお祭りに、是非皆さんもお暇があればどうでしょうか?