この時期になるとコンビニやスーパーでは恵方巻の販売コーナーに「今年の方角は○○!」という見出しが目に付きますね
しかし、毎年恵方巻の方角って一体だれが決めているのでしょう?
今回は、そんな恵方巻の方角の決め方について解説させて頂きます
方角の決め方
恵方の方角は実は「ある法則」により決められており
毎年誰かが決めているのではありません
「恵方」とは
「歳徳神=としとくじん」という神様が、いらっしゃる方角のことを指します
この神様は、毎年違う方角に引っ越しされるのですが
引っ越す方角はランダムかと思いきや、実はある法則があるのです
まず「十干」という言葉を知っておきましょう
【甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の10種類からなるもので
古代中国で生まれた、今でいう数字のようなものです
これを基に方角が決まっているのです
十干は0~9の数字を当てはめることができ、
・乙=0
・丙=1
・丁=2
・戊=3
・甲=4
・庚=5
・辛=6
・壬=7
・癸=8
・己=9
そして、これらの数字を「西暦の下一桁」に当てはめていきましょう
西暦の下一桁 | その年の恵方 |
1と6 | 南南東微南 |
2と7 | 北北西微北 |
3と8 | 南南東微南 |
4と9 | 東北東微東 |
5と0 | 西南西微西 |
ということで、今年は2018年なので方角は「南南東微南」ということになりますね
なぜ「微〇」というように、微妙に方角がズレているのかというと、中国の方位で方角を示しているので
日本の方角よりも若干ズレてしまうのです
2018年から10年後までの恵方
今年2018年から10年後までの恵方の方角をまとめてみました
参考程度にどうぞ♪
「2019年 東北東微東」
「2020年 西南西微西」
「2021年 南南東微南」
「2022年 北北西微北」
「2023年 南南東微南」
「2024年 東北東微東」
「2025年 西南西微西」
「2026年 南南東微南」
「2027年 北北西微北」
「2028年 南南東微南」
まとめ
これで恵方の方角の決め方がわかりましたね
また、別の記事では恵方巻の食べ方などについて解説しているので是非こちらの記事も参考にしてみて下さい
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