お正月に飾るものと言えば「門松」「しめ縄」「鏡餅」です
今回は3つの中で唯一食べることができる「鏡餅」に焦点を当てていき
「いつから、いつまで飾るのか?」「飾った後の処分方法」などについて紹介していきます
お正月がそろそろ近づいてきているので、是非参考にしてみて下さい♪
<目次>
鏡餅はなぜ飾る?
鏡餅はいつから飾る?
鏡餅はいつまで飾っておけばよい?
飾った鏡餅は食べたほうがよい?
食べる際の注意点
鏡餅がカビていたらどうする?
鏡餅はなぜ飾る?
まず「鏡餅」をお正月に飾る理由について少し解説
諸説ありますが
「鏡」には昔から神様が宿るといわれ、神事では重要な道具として扱われてきました
ちなみに、大昔の「鏡」は今のような「薄い」ものではなく「鏡餅」のような「分厚く丸い」形状をしています
そして「昔の鏡」の形によく似た「鏡餅」を「神様の宿る場所」として用いるようになったといわれています
鏡餅はいつから飾る?
鏡餅を飾る時期としては、お正月の準備期間「13~28日」に飾るのが良いとされています
※関東では12月8日から
ちなみに「13~28日」で最も縁起が良い日は「28日」とされています♪
理由は、
「8」という数字が末広がりで縁起がよいとされているからです
逆に数字の組み合わせ的に嫌われている日は、
・29日:二重苦という言葉を連想させる
・9日 :「苦」という言葉を連想させる
また「31日」は「一夜飾り」と言われており、これもまた嫌われている日です
「神様」が来る前日に準備をしているのは失礼という理由のようです
※「しめ縄」「門松」も同様の理由から飾るのはひかえておいた方が良いでしょう
特に支障がないなら「28日」に飾るのがベストですね
いつまで飾る?
「鏡開き」の日までが、飾っておける期間になります
地域によって違いがありますが「1月11日」が一般的に「鏡開き」とされています
飾った鏡餅は食べたほうがよい?
私はあまり「鏡餅」は食べないのですが・・・
神様が宿っていた縁起物なので、捨てずに食べるのが一般的には良いとされています
1月11日の鏡開きの日に、家族全員で是非「お雑煮」あ「お汁粉」にして頂いてはいかがでしょうか?
食べる際の注意点
鏡餅を食べる際のポイントとして
「包丁」は使ってはいけません!
鏡開きの風習は「武家社会」から始まったため、刃物で鏡餅を切る様子が「切腹」を連想させるためです
当時は、ひび割れた鏡餅を「手」や「木槌」で割ったりしていたそうです
他の方法として、水に浸けたり、レンジで温めたりして柔らかくすれば「包丁」を使わずに済みますよ
カビていたらどうする?
昔は「カビ」ていても、その部分だけ切り取って食べていたようです
やはり「神様」が宿っていた縁起物はなるべく捨てずに食べるのが基本です
ですが「どうしてもカビた物を口にするのは・・・」という方もいらっしゃるかと思います。
やむを得ず「捨てる」場合は一応「神様」が宿っていた物なので
・塩を振って清める
・白い紙で包む
この2つを行ってから、ごみとして捨てましょう
まとめ
今回のまとめ
・鏡餅は「神様が宿る」ものとして縁起物とされている
・飾りだす日は「13~28日」
・飾る日は「28日」がベスト
・飾っておけるのは「鏡開き」の日まで(地域によって日にちが異なる)
・神様が宿っていた縁起ものなので、食べたほうがよい
・食べる際は「包丁=刃物」は使わない
・やむを得ず捨てる場合は、塩を振り白い紙に包んでから捨てる事
以上が今回の「鏡餅」に関するまとめです
私もここ数年は、鏡餅は食べていないので、神様から後利益を頂くためにも来年は鏡餅を頂くようにします♪