お月見の季節がそろそろやってきます
みなさんはお月見はしてますか?
私は月を見ながら缶ビールを飲んでます♪
この季節の月は他の季節よりも心なしか綺麗に見えますよね
大きくて綺麗な月を見るとちょっと得した気分になります
せっかく綺麗な月が出てるのだから写真に撮って残しておきたいですね
ですが、スマホで撮影しようと思っても月はなかなか綺麗に撮らせてくれません・・・
ここで出番なのが「一眼レフカメラ」です!
今回は一眼レフカメラを購入して間もない一眼初心者の方や
月を撮りたいけど設定が分からないという方へ
月の撮影のイロハを伝授していきたいと思います!
月を撮影するのになぜ一眼がおすすめなのか?
スマホよりも一眼の方が綺麗に撮れるとよく言われますが
それは「ズーム」の違いにあります
一眼で撮影した写真とスマホで撮影した写真を比べると、スマホで撮影した写真は全体的に粗く見えるかと思います。
※一枚目が一眼レフ、2枚目がスマホで撮影した写真です
一眼は「光学ズーム」といって双眼鏡のように被写体を拡大することが出来るので、ズームしても写真が粗くなりません
しかし、スマホは「デジタルズーム」といって、画像を切り取って拡大しているため、ズームすればするほど写真は粗くなっていきます。
また、一眼レフは「レンズ」を交換できるという強みがあります。
もっとズームできる「レンズ」を装着すれば、さらに月を綺麗に撮影することが出来ます。
また、スマホと一眼レフに搭載されているセンサーの大きさに雲泥の差があるのも理由の一つ。
※簡単に説明すると「光」を取り込める面積が一眼レフの方が断然大きいということです。その為暗い場所でも明るく綺麗な写真を撮る事が可能になります
以上の点を見ても、一眼レフがスマホより月の撮影に適している理由がわかりますね。
では次は月の撮影の設定を見ていきましょう
月の撮る時のカメラの設定は?
一眼レフには、様々なモードが搭載されていますが、月の撮影には
「マニュアルモード」を使います
Mと表示されているのが「マニュアルモード」です
私が月の撮影で使っている設定は下記のとおりです
絞り:F8あたり
シャッタースピード:1/125~1/800
※月は星に比べてとても明るいので、星空の撮影ほどシャッタースピードは必要ありません
ISO:100~400
ホワイトバランス:オートか太陽光
※ホワイトバランスは太陽に設定しておけば、目で見ている月の色に一番近づきますが、他にも蛍光灯や白熱電球などにするといろんな色の月が撮れて面白いですよ♪
この設定で月が明るすぎた場合は、ISOを下げたり、シャッタースピードを上げたり、絞り=F値を上げてみましょう
逆に暗すぎる場合は、ISOを上げてみる、シャッタースピードを下げる、絞り=F値を下げてみましょう
上記の設定はあくまで私が好んで使う設定なので、この設定での撮影に慣れてきたら、皆さんの好きな設定を見つけてみましょう♪
三日月の場合は、満月より暗いので、カメラの設定も明るめに設定する必要があります
<ピントがどうしても上手く月に合わせられない場合>
カメラの性能によっては月にピントがなかなか合わせられない場合があります。
そうゆう場合は、スポットAF(一点AF)でピントを合わせてみましょう
また、どこか遠くの街灯にピントを合わせてみましょう。ピントが合ったら、レンズのAFスイッチをマニュアルに切り替えて、ピントを固定しましょう
では次に、月の撮影にオススメのレンズを紹介したいと思います
月の撮影におすすめのレンズは?
月のクレーターまではっきりと撮影したい場合は、最低でも200mm以上の望遠レンズが望ましいです。
しかし、クレーターは諦めて、月の模様だけでも写したい場合は、カメラを買ったときに付いてくる「キットレンズ」でも撮影は可能です。
焦点距離50~100mm辺りのキットレンズで撮影しても、そのままの状態では、暗闇にポツンと月が浮かんでいるだけですが・・・
カメラの設定とピントがしっかりあっていれば、あとでトリミングしたときに綺麗な月を拝むことが出来ます。
私が使っているレンズはこちらです
EF70-300LIS【税込】 キヤノン EF 70-300mm F4-5.6L IS USM ※EFレンズ(フルサイズ対応) [EF70300LIS]【返品種別A】【送料無料】【RCP】
このレンズで撮った写真です
月の撮影にあると便利な機材は?
月の撮影は満月の場合は、手持ちでも十分綺麗な月を取ることが出来ますが
三日月などちょっと暗い月の場合は
・三脚
・レリーズ
の2つがあると便利です
月の撮影時は望遠側出の撮影になるので、手振れがひどくなります
レリーズとは、カメラにふれることなくシャッターを切れるアイテムなので、どうしてもシャッター速度を落とさざるをえない場合に、有効です。
月を取る以外にも星空の撮影や夜景の撮影など絶対にカメラを揺らしてはいけない場面で使えます。
値段もそこまで高くないですし、使う場面も豊富なので買って損はないアイテムです♪
まとめ
月の撮影はコツがわかってしまえば、簡単です♪
しかし、月齢によっては設定がガラッと変わる場合もあるので注意です
今年のお月見の季節は、周りに自慢できる綺麗な月を撮影してみてはいかがでしょうか?