花火を綺麗に撮影する方法 一眼やスマホでの撮り方を紹介

夏のシーズンは「花火大会」に行かれる方も多いかと思います。

日本の風物詩でもある花火はとても美しいですね^^

その花火を見ているだけじゃもったいない!

と思い「一眼」や「スマホ」で撮影しようとする方も多いんじゃないでしょうか?

しかし、なかなか花火を撮影するのは至難の業です・・・

なぜなら
・時間帯が「夜」で周囲が暗く撮影が難しい
・花火を撮影するタイミングが意外と難しい
・せっかく撮影できてもピントがボケボケ・・・

などなど、過去にこうゆう失敗を経験した方いるんじゃないでしょうか?(私もその一人です)

もう「メンドクサイ」と言って「動画」で撮影するという手もありますが・・・

「やっぱり花火が最も美しく輝いている瞬間を写真に収めたい」という想いもあるんじゃないですか?

今回はそんな方々の為に「一眼」と「スマホ」での花火の撮り方を紹介していきます

と、その前に撮影に必須ともいえるアイテムを紹介します

それは「三脚」です

手持ちでも撮れないことはないんですが、やはり綺麗に撮影するには「三脚」は大事なアイテムになってきます。

三脚にも色んな種類があり「プロ用」「ファミリー用」「旅行用」などがあるので、予算に合わせて選んでみてはいかがでしょうか?

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一眼を使った花火の撮影

まず手持ちの一眼レフが「バルブ撮影」か「マニュアル撮影」が出来るか確認しましょう。
バルブ撮影はシャッターの開閉を自由に調整できるので、バルブ撮影が花火撮影では重要になってきます。
マニュアル撮影はシャッターの開閉を自由に調整できませんが、シャッター速度の調整自体はできます(5~10秒ぐらいの設定をしておくのがベストです)

レンズは出来れば「広角レンズ」がオススメです
「標準ズームレンズ」でも場所によっては厳しいかもしれませんが、基本は大丈夫です。

さらに、遠く離れた場所や高い場所から撮影する場合は「望遠レンズ」を使用するもおススメですね。

レリーズがあるとさらに花火を綺麗に撮影することが出来ますよ。

花火撮影のカメラ設定
・ISO:100
・F値:13が目安(明るすぎたり暗すぎたら10~18の間で調整してみて下さい)
・シャッター速度:花火が打ちあがって消えるまでの、約5~10秒間
・ホワイトバランスはオートが基本 花火の色によって中間色の花火は「電球」暖かいオレンジ色の花火は「太陽光」にしてみるのも良いでしょう。

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花火本番の撮影方法

まずは三脚をしっかり立てて、カメラを装着します。

ピントは無限遠でフォーカスは「マニュアル」にしておきましょう。
一発で花火にピントを合わせるのは至難の業なので、1発か2発くらいはピント合わせの為に使いましょう。

マニュアルのピント合わせが難しい場合は、まずAF(オートフォーカス)でピントを合わせた後にすぐ「マニュアル」に切り替えるという手もありますよ^^

ピントが十分合わせることが出来たら、ついに撮影に入りましょう!

花火が打ちあがり「ド~ン」という音が鳴った瞬間にシャッターボタンを押すのがコツです。

そして花火が消えると同時にシャッターを閉じる

これをあとは繰り返し行っていきます。

打ち上げプログラムによっては、スターマインや特大の打ち上げ花火など様々なので、状況に合わせて設定やシャッターをきるタイミングを変えていきましょう。

スマホでの撮影

スマホで綺麗に花火を撮るのは一眼よりも難しいかもしれませんが、コツさえつかめば一眼にも負けない綺麗な写真を撮ることができます!

設定は一眼と同様になりますが
ISO:100
シャッタースピード:5~10秒程度
明るさ:暗め
フォーカス:無限遠(マニュアルフォーカス)

押さえておきたいポイント!
・一眼同様「スマホ用の三脚」を用意する。
・オートフォーカス機能を解除する。
・打ち上げが始まったら、1発~3発はピント合わせのために使う。
・明るさは暗めに設定(花火の綺麗な色を綺麗に収める事が出来ます)
・ズームは絶対にしない(ズームをするとただでさえブレるのが更にブレてしまい何の写真か分からなくなってしまいます)
・フラッシュはOFFにしておく
・ゆっくり光る花火は、シャッタースピードを長めにして撮影すると、光の軌跡が綺麗に撮る事が出来ます
・夜景モードがある場合は「夜景モード」を使う

これらのポイントを押さえておけば、必ず友達に自慢できる写真を撮影することができますよ^^

まとめ

花火をじっくりと眺めながら夏の夜を過ごすのはとても気持ちがいいですね
気が付くと写真を撮るのを忘れていたなんてこともありました。

やはり写真を撮るなら、一眼レフの方がやはり綺麗に撮影することができますが

スマホでもネットで「花火 スマホ」で検索していただくと
「これ本当にスマホで撮影したの!?」と思うような写真が沢山出てきます。

しかしこれらの写真は上記のポイントをしっかり押さえておけばあなたも撮影できます!

今年はあなたが撮影した写真を友達が欲しがるような、一枚を取れる事を願っています^^