秋の高山祭2017の日程と見所を紹介!春祭りとの違いは?

毎年、春と秋に行われる高山祭

高山祭といえば豪華絢爛な「屋台=山車」が数多く見られることで有名ですね

今回は「秋」に行われる高山祭の日程と見所を紹介します!

また、初めて高山祭に行かれる方へ「春祭り」と「秋祭り」の違いについて解説していきたいと思います

高山祭に行かれる際の参考になれば幸いです♪

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春の高山祭との違いは?

「春」と「秋」の高山祭に何度も行っている方なら違いが分かるかと思いますが、ほとんど違いはありません。

一番の違いと言えば、祭が行われる神社が違うという事です。

春の高山祭は「山王祭」と呼ばれ「日枝神社」の例祭(定例の祭)
秋の高山祭は「八幡祭」と呼ばれ「櫻山八幡宮」の例祭として開催されます
※市内を流れる宮川を境に春は上町、秋は下町が開催地区となります

また、春と秋では出てくる屋台が違います。
※秋の高山祭では11台の屋台が登場します
※春は12台の屋台が登場

細かい部分だと
各行事の名称が違うということが挙げられます
「春」御巡幸(ごじゅんこう)
「秋」御神幸(ごしんこう)

夜のお祭り
・「春」夜祭(よまつり)
・「秋」宵祭(よいまつり)

など

さらに細かい所では・・・
巫女さんのかんざし
「春」は桜
「秋」は菊の花

になっているということですね

秋の高山祭の日程

2017年10月9日・10日
今年は9日が「体育の日」なので、大勢のお客さんが訪れるかと思います。
土曜日か日曜日に「ホテル」や「旅館」に泊まり、9日の高山祭まで高山観光を楽しむというプランの方も多いと思いますよ♪

※高山祭は例年10月9日と10日に開催されるので、覚えておかれると今後行く時に楽ですよ♪

雨天の場合
屋台は「国の重要有形民俗文化財」なので、雨にぬらすことはご法度です

その為、雨や降雨が予想される場合は「屋台」の曳き揃えは行われません・・・

ただし「屋台蔵」という屋台を格納しておく蔵にて「屋台」が公開されます

また、雨天の場合はその他の行事も中止になるので、晴れの日であるように願うしかありません

「秋の高山祭」のスケジュール

【9日】

屋台曳き揃え:9:00~16:00 表参道

からくり奉納:14:20~14:00 櫻山八幡宮境内 

屋台曳き回し:13:30~16:00 市街地を巡回

御神幸   :13:00~15:00 櫻山八幡宮~市街地

宵祭    :18:00~21:00 八幡宮表参道~下二之町~安川通~下一之町

【10日】

御神幸   :8:30~ 櫻山八幡宮~お旅所

屋台曳き揃え:9:00~12:00 表参道
12:00~16:00 各屋台蔵付近にて

からくり奉納:11:00~ 櫻山八幡宮境内
      :13:00~ 

御神幸   :8:00~11:30 八幡宮表参道
      :13:00~16:00 お旅所

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※2017秋の高山祭の一部変更点が発表されました、例年とは若干違うので注意しましょう。

※上記の表は修正済みです

10月9日 からくり奉納時間変更

・14:00~14:20に変更

10月10日 屋台曳き揃え時間・場所の変更
・9:00~12:00  境内表参道
・12:00~16:00  各屋台蔵前

秋の高山祭の見所は?

<屋台曳き揃え>

※画像は春の高山祭から
国の重要有形民俗文化財である屋台11台が曳き揃えられます
「からくり」を行う「布袋台」は八幡宮境内に登場します
他の屋台は「表参道」にて見ることが出来ます、間近で見る事が出来るので是非じっくりと鑑賞してみて下さい!

屋台の魅力は、名工が腕によりをかけて彫り上げた彫刻です
普段あまり彫刻に興味がない人でも、実際に見ると驚きと感動が味わえるかと思います♪

屋台の彫刻は100年に数回行われる修理を通して、現代までその美しさを保つことが出来ています。

<からくり奉納>

春も秋も一番の見所と言えば「からくり」です!
秋の高山祭では「布袋台」の一基でからくり奉納を行います。

たった一基ですが
布袋台上部の2体の「唐子」がアヤ(ブランコ状の棒)を伝って布袋さんに飛び移るという技を見ることが出来ます!
これらの技は、9人の操り師が数十本もの綱を巧みに操り操作します、綱さばきによる動きとは思えない、人形たちの演技は必見です
※唐子=中国風の髪形や服装をした子供の事
<動画>

 

<御神幸>

街を歩いていると、鳳凰や鶏などが描かれた衣装を着て、鉦太鼓を打ち鳴らしながら総勢数百名の大名行列に出会うことが出来ます

鉦太鼓を叩く独特な音が聞こえてくるので、すぐに分かりますよ
<動画>
こちらは春の高山祭で撮影した動画です

日本の祭!っていう感じがしていい感じになりますよ♪

<宵祭>

高山祭りはお昼だけじゃなく、夜も楽しみが満載です!
9日の夕方18:00から始まる宵祭は、100個もの提灯を付けた屋台が町を回ります。
「高い山」という伝統の歌を歌いながら、各屋台蔵へと戻っていく様は、提灯の明りと高山の夜の町並みと相まって幻想的な風景が楽しめます♪
<動画>

まとめ

「春」には春の魅力があり
「秋」には秋にしかない魅力が高山祭にはあります。

秋空には屋台の豪華絢爛な装飾がよく映えると言われており「動く陽明門」とも称されるほどです!
※陽明門とは日光東照宮にある有名な門の事です。誰しも一度は見たことがあるかと思います

今年の秋は是非!高山祭に行ってみてはいかがでしょうか?